2012年09月28日

地附山に深まる秋とコース整備作業

お彼岸と共に気温が平年並みになり「秋だ~」と感じるようになりました。
地附山も秋の色を深めてきました。キキョウ、オミナエシなどは終わりを告げ、マツムシソウ、ワレモコウも間もなく終わるでしょう。代って、秋のキリンソウ、オケラなどが咲き誇っています。ススキが茂り、萩の花がこぼれ、ハイキングには絶好のシーズンです。

先般はナガブロで「ウメガサソウ」「ミヤマウズラ」が話題になりました。皆さんもゆっくりハイキングを楽しみ「おや?これはな~んだ」といったようなものを見つけるかもしれませんよ。でも「毒キノコ」には手を出さないで下さいね。
27日一寸歩いてみたら、「センブリ」が白い可憐な花を咲かせ始めていました。また「ウメバチソウ」が真珠のような白い蕾を持っていました。間もなく開くでしょう。頂上はマツムシソウが揺れ、飯縄山が頂上付近の色を少し変えてきていました。スキー場もススキを刈り出したのか茶色になっていました。

さて、28日はコース整備の作業日でした。16人程集まり、草刈り・ブッシュ刈りのビーバーチームと跳駒トレイル急坂補修階段設置のツルハシチームの2班に分かれての作業となりました。
私は、跳駒のツルハシチームでの作業でした。
お蔭で、このルートも多くの方が歩かれるようになりましたが、表土が荒れてこの山を造っている「裾花凝灰岩」特有の風化した土と小石が滑りやすくしています。特に下りは滑って尻餅をつく方が多く見えます。そこで、特に急坂で荒れたところに階段を設置しました。角材と杭用鉄筋、ツルハシ、鉄ハンマーを6人で担ぎ揚げての作業でした。今日も快晴は好いのですが、重労働でした。汗びっしょり。でもこれで利用してくださる方が安全に怪我が無く楽しんでいただけると思えば嬉しい汗です。
ただ、自然の道に手を入れるので、どこまでやるか、自然との調和が問題だと私は思っています。自然の道を気遣って真剣に歩く、自然のままを体に感じる楽しみもある訳ですから。

どうぞ皆様、地附山を楽しんでください。

秋を深める地附山

地附山頂上のガマズミの実がきれいです。


センブリの花が咲きだしました。


白い球がウメバチソウの蕾。

階段設置作業

階段設置作業です。年寄りにはきつい!


作業終了。安全確認しながら軽やかに?下山。  


Posted by まさみちゃん at 15:21Comments(1)地附山便り