2013年07月26日

地附山地すべり発生記念日

今日7月26日は地附山地すべり発生の記念日です。1985年(昭和60年)7月26日午後5時半頃、地附山南東斜面で大規模な地すべりが発生しました。
麓の特別養護老人ホーム「松寿荘」では28名の方が犠牲になられ、湯谷団地を主に64棟の家屋が破壊されました。長野市においては歴史に残る大災害でした。松寿荘のあった地点には犠牲者の慰霊碑が建てられています。
私は「地附山トレッキング愛護会」の一員としてこのような災害は2度とあってはやらないと誓いをたてたいし、この山に足を踏み入れるにあたっては、この犠牲者の御霊にご冥福ささげたいと思うのです。10時ごろ、お線香26本をあげ、摩訶般若波羅蜜多心経心経を唱えて慰霊の気持ちをささげ、また、トレッキングの安全をお守り下さるよう祈ってきました。

奇しくもNHKラジオの朝の「今日はなんの日」でもこの災害が起こった日として伝えていました。



松寿荘災害被災者慰霊碑、すでにお花が飾られお線香も上がっていました。


防災対策工事後、「防災メモリアル地附山公園」として市民に親しまれている。


公園の脇には「地附山観測センター」があり、GPSを活用して地層の変化等のデータを管理、送信している。
土曜休日は一般に公開し、地すべり当時の写真や復旧工事の模型等があり、案内もある。

今日の記事はブログの「地附山は楽しいよ」には相応しくないけれども、地附山を背に毎日寝起きしている私には大切な日ですので書きました。。でも、公園で遊ぶのは楽しいよ。  


Posted by まさみちゃん at 12:37Comments(0)地附山便り

2013年07月21日

地附山は涼しくお花もあるよ

これまでも暑かった夏もこれからが本番まだまだ暑い日が続きますよ。
そんな長野市でも、上松五差路から300m登れば2℃くらい暑さが違います。
でも山頂までの登りは汗が出ます。ゆっくり足元のお花など眺めながら登れば暑さも半減します。
公園から登ってきた3組もの中高年のご夫婦連れに逢いました。いい感じでした。

21日、跳駒トレイルから山頂、古墳を巡り、地附山公園を歩いてきました。
跳駒トレイル入口は「ヒマワリ」の列が迎えてくれます。駒嶽さんの鳥居は深い緑に囲まれています。
「オケラ」が蕾を出してました。「サジガンクビソウ」は真盛りですが、花も緑で冴えない花です。
「ギボウシ」が沢山咲いています。秋の七草や「マツムシソウ」などは茎が大分伸びています。
「モウセンゴケ」は花が終わってしまいました。
数が少なくなかなか見られませんが「ミヤマウズラ」も花の茎が伸びて間もなく花が見られるでしょう。
地附山公園への道には「オカトラノオ」が白い穂の花が群生しています。でも間もなく終わりです。早く見に行きましょう。
有名になった「ウメガサソウ」も花は散って、さく果が上を向いています。花は下を向いて咲いていたのにね。
公園からの道は間もなくハギのトンネルが出来るでしょう。

皆様暑さしのぎに、お花を見ながら「地附山トレイル」へお出かけ下さい。

 
 関連写真
跳駒トレイルでヒマワリに迎えられる


オケラの蕾


ミヤマウズラの花茎が伸びてきました。


オカトラノオの群生地


有名になったウメガサソウの花が散った後のさく果

  


Posted by まさみちゃん at 16:26Comments(1)地附山便り